こんにちは、キャリア孔明です。
私はこれまでに4回以上の転職を経験し、ブラック企業→ホワイト企業→さらなるキャリアアップなど、多彩な職場を渡り歩いてきました。
そんな私が避けて通れなかった壁…
それが「面接官を納得させる転職理由」の問題でした。
転職回数が多いと、「なんでこんなに仕事変えてるの?」と警戒されがち。
面接官の冷たい視線に居心地悪く感じてきました。でも、ある話し方のコツを掴んだら、嘘みたいに面接がスムーズに!
「なるほど、それならうちで頑張れそうですね」と好意的に受け止めてもらえるんですよ。
この記事は、多転職でハンデを抱えている人に向けた“面接官を唸らせる転職理由”の話し方を、私の体験談と共に余すことなくお伝えします。
それではいきましょう。
「多転職=不利」を吹き飛ばし、“あなたこそ欲しい人材だ”と面接官に思わせる最強ノウハウを手に入れてください!
01. そもそも「転職理由」が重要視されるのはなぜ?
面接官の不安を取り除けばOK
面接官が一番怖れているのは「またすぐ辞めちゃうんじゃないか?」という不安です。
何度も転職している人を見たら、「ウチに来てもまた短期退職するのかな…」と思うのは当然。
だからこそ、転職理由をしっかり説明する必要があるんです。
「前の会社でやりたいことをやり切れず、次こそスキルを伸ばしたい」とか、「環境を変えないと成長できないと感じた」とか、前向きな物語があるほど安心感が増す。
「転職が多い=即アウト」ではない
多くの人が勘違いするけど、「転職回数多いなら不採用確定」ではありません。
面接官はあなたを見て「何か理由があるんだろう」と思っているだけで、そこを論理的に納得させられればOK。
「なんだ、納得の理由があったのね」「この人なら、ウチで腰を据えて頑張ってくれそう」と思わせればよいわけです。
02.私の転職回数4回、その時どう説明したか?実録
1社目、2社目:ブラック脱出
私が最初に勤めた会社と2社目の会社はとんでもないブラック企業でした。
残業月100時間超、パワハラ上司。身体を壊しかけていたので即転職を決断。
でも面接官に「どうして前職をそんなに早く辞めたんですか?」と聞かれたとき、「いや、上司が最悪で…」とネガティブに答えるのは印象が悪い。そこで私はこう答えました。
「前職ではやりがいを感じていましたが、身体を壊すほどハードワークで思うように成果を出せませんでした。もっと長期的に力を発揮できる環境を求めて転職を決めました。」
要するに、上司や会社を悪者扱いせず、自分のパフォーマンスを最大にするためというポジティブなストーリーにするんです。
3社目:ステップアップ
次の会社はホワイト寄りでしたが、やりたい職種が変わり「Web業界に挑戦したい」と思ったために転職。ただし面接で「飽きっぽいの?」と疑われないようにしました。
ここでも、辞めたい理由より「次で活かしたいスキルや熱意」を語ることで、転職を前向きに演出。
これが重要。
3社目→4社目:人間関係の相性
3社目は普通にホワイト企業でしたが、正直人間関係が合わず退職。
これをそのまま「上司と合わなくて…」と言うとマイナス感が強い。
しかし私はこう話しました。
「3社目では大手クライアントとの折衝を担当し、コミュ力や調整力が培えました。ただ、社内方針と私の働き方ビジョンが微妙に合わず、それが長期的には難しいと判断。もっと風通し良くコミュニケーションできる企業を探し、挑戦したいんです。」
ここでも、最後は「新しい会社でこそ自分の強みを発揮できる」とまとめるんですね。
結果、面接官も「ふむ、いろいろ経験したからこそ自分を知ってるんだね」とポジティブに感じてくれました。
03.転職理由を語る3つの黄金ルール
ここからは本質的なテクニックをまとめます。面接官が「なるほど!」とスッキリ納得するためのポイントを3つ。
ネガティブを含みつつも、最終的にはポジティブ変換
転職理由に100%のポジティブは無理なんです。
実際に不満やトラブルがあったはず。しかしそれをそのまま悪口全開で言うと印象マイナス。
そこでコツは、「不満点や問題点」は認めつつ、「でも自分はこう学んだんです」「そこで得た経験を次に活かしたい」とポジティブ変換すること。
たとえば「上司と合わず…」→「マネジメントの重要性やコミュニケーションの課題に気づいた」へ変換。
最後は「だからこそ新しい環境で能力発揮したい」で締める。
転職回数が多いなら“共通テーマ”を作れ
4回も5回も転職してる場合、軸や一貫性を示すと説得力が上がる。
「私はずっと◯◯(マーケ・企画・営業など)のプロを目指してきて、より専門性を高めるために転職を重ねました」といった形で、各社で学んだことが連続的に繋がるストーリーを描くといいです。
私も「自分はWEB×SNSマーケのプロを目指していて、各社で違うを経験した結果、今こうなった」と語ったら「なるほど、それでうちでもWEBやSNSの戦略をリードできそうだね」と面接官の目の色が変わりました。
3-3. 短期離職があっても“必然のステップ”だったと強調
たとえ1年未満とか数か月で辞めた経験があっても、それが重要な気づきや経験だったと語りましょう。
「短い期間でしたが、◯◯を痛感し、すぐに別の方向性に切り替えたのは私にとって必要な判断でした。結果として仕事観が明確になったんです」と言えば、早期離職もポジティブに映る。
大事なのは、“やむを得ない理由”と“そこから得た学び”です。
04.面接官が特に注目する「辞めた理由」「次に求めるもの」のセット
面接で「どうして辞めたの?」「次の会社では何をしたいの?」と聞かれることが多いのは、「過去の失敗」と「未来の展望」が面接官の気になる2大ポイントだからです。
辞めた理由でネガティブを吐きすぎず、次に求めるものでポジティブビジョンを語る。
このセットで“転職=前向きな決断”にするのが基本の形。
“面接でベストを引き出すQ&A術(作成予定)
この記事では、私が面接でよく飛んできた質問TOP10と、それぞれの最適回答例をまとめています。実際に同じような質問をされて詰まった方、活用してみましょう。
05.ブラック企業から学んだ“目の肥え”は最強の武器
「転職回数が多い人ほど、ブラック企業を嗅ぎ分ける目が養われている」という意見があります。
私もそう思います。
一度でも地獄を見た経験があるなら、次は同じ失敗をしないようにアンテナを張るからです。
面接時に「また同じようなブラックかも」と感じたら即回避できるし、結果的に“自分にぴったりの環境”に行き着く確率が高まる。
私も2回目の転職では「この会社ならいける」と確信を持って決められました。
>>ブラック企業を見破る!面接チェックリスト
これは私のブログにあるリアルなチェックリスト。面接で必ず確認してほしいポイントを細かく書いています。「転職回数が多いからこそ、もう二度と失敗したくない」と思う方は、ぜひ見てみてください。
06.転職回数が多いからこそ“人間的魅力”を打ち出せ
面接官は、スキルはもちろん見るけれど、「この人と一緒に働きたいか?」という“人間的魅力”も重視しています。
転職回数が多い人は、そのぶん豊富なエピソードや失敗談、学んだことがあるはず。
「私はこうして乗り越えてきました」「こんな苦労を経験して、自分の強みを発見しました」など、人間味あふれるストーリーを語れるのは強みです。
面接官的にも「何社も渡り歩いたから、適応力やコミュ力ありそう」とプラスに取られることが多い。だから遠慮せず、あなたの失敗と学びをストーリー化して伝えるといいでしょう。
07.転職理由を語るときの注意点
①他責にしすぎない
「前の上司が悪くて…」「社内ルールが最悪で…」と会社や上司を悪く言うのはNG。どうしても言うなら「その中で自分が感じた課題」を中心に語るようにする。
②嘘はつかない
転職回数が多いと誤魔化したくなる場面もあるけれど、嘘はバレたら終わり。正直に伝えつつ、ネガティブをポジティブに変換する。これが王道です。
③あくまで未来志向で
「前職のダメなところ」よりも「次の会社でこんなことを実現したい」「こういう成長を遂げたい」という未来への熱意を中心に語るのがベター。
>>眠れないほどの激務から抜け出す転職術
ブラックな環境が理由で辞めた場合の“面接での伝え方”をさらに掘り下げています。「会社が辛すぎて短期離職してしまった…」という人はぜひ併せて読んでみてください。
まとめ
①結論
転職理由をサラッと端的に、かつポジティブ要素を盛り込むことで、多転職のマイナス印象を“あ、この人は何か本気の理由があるんだな”に変えられる。
②転職回数が多いメリットを強調
多くの職場を経験したからこそ得た成長や、ブラック企業を見抜ける目を強みに。
③次の会社でどう活躍したいかを重視
ネガティブを語るより、次に繋がるビジョンをメインに話せば「ぜひウチでやってほしい」と思わせられる。
何度も言うように、会社や上司を批判しすぎない、でも自分の学びと今後の目標をしっかり伝える
これが面接突破のカギです。
多転職だって全然OK。
「むしろウチでは大活躍するかも!」と思わせるのは話し方次第なんです。あなたが本当に行きたい会社なら、そのエネルギーをぶつけましょう。
今のうちに動いてみる?
「よし、じゃあ面接での転職理由はバッチリわかった。でもそもそもいい求人が見つからない…」という悩みを抱える方も多いでしょう。
そこで私のおすすめ記事を紹介します。
多転職でも“歓迎”してくれる企業や、“面接対策”をしっかりサポートしてくれる転職サービスまとめを用意しました。
この記事では、多転職者に理解のあるエージェントや、書類選考を柔軟に通してくれるサイトを詳しく解説。「もう面接で落とされるの怖い…」という人はぜひ読んでみてください。
理不尽な環境なら辞めるも良し、でも戦えるなら戦おう
最後にひとつ。「多転職=リスクが高い」と思いすぎないでほしいんです。
たしかに書類選考で弾かれる場合もある。
しかし、その壁を超えるだけの説得力を面接で見せられれば、あなたの経歴はむしろ“アドバンテージ”に変わります。
ただし、明らかにブラックで心身を壊すレベルなら、我慢せず早めに撤退を。
この記事に書いている“理不尽環境からの即逃げマニュアル”も合わせて見てください。自分の人生は自分で守るしかありません。
今のあなたには「学んできた経験」がたっぷりある。
転職回数が多いなら尚更。
それを言葉にして“面接官を納得させる”のは、意外とカンタン。ネガティブ要因を前向きに変えて語るだけで、可能性は無限大です。
さあ、あなたの多転職キャリアを、今度こそ最高の“武器”にして、面接官の不安をぶっ飛ばしてやりましょう!
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